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「依存症治療拠点機関(アルコール健康障害)」として認定されました。

 当院は、令和2年3月25日付けで、山梨県から「依存症治療拠点機関(アルコール健康障害)」として選定されました。
 当院ではこれまでも、山梨県から「依存症専門医療機関(アルコール健康障害)」の選定を受け、アルコール依存症に関する専門的な入院治療及び外来診療を行って参りました。

 今後も、山梨県内の依存症専門医療機関の連携拠点として、アルコール依存症に関して、相談機関、民間団体、依存症回復支援事業所、他の医療機関と連携し、質の高い医療の提供を目指して取り組んで参ります。

入院治療の内容

 入院患者に対して、アルコール依存症リハビリテーションプログラム(ARP)を基にチームで関わり治療を行っています。ARPでは、3ヶ月を1クールとして、精神的依存に視点を置いた教育治療を行っています。アルコール離脱や併存する身体的合併症の治療も行いますが、必要な方には内科との連携を行っています。
 また、単に断酒を目的とするだけでなく、今後の人生や生活について考える場を提供しながら、患者のストレングス(強み)に焦点をあてた支援を行っています。
 なお、主な治療プログラムとして、集団精神療法(月曜教室、火曜ミーティング、水曜教室、医学講義)、自助グループミーティング(AA)、調理実習、ミニ強歩・スポーツ、強歩、家族教室、作業療法があり、患者の病状や希望に合わせた対応を行っています。

主な治療プログラム

  • 月曜教室・・・ 心理士による認知行動療法を実施
  • 水曜教室・・・ 自らの酒害にまつわる体験や思ったことを話す
  • 家族教室・・・ 同じ悩みを持つ家族が回復の方法を学び支え合う
  • 作業療法・・・作業療法士と認知行動療法や生活リズムの調整

外来診療の内容

 外来患者に対して、病棟において実施している月曜教室、水曜教室、自助グループミーティング、家族教室、作業療法等、依存症専門プログラムによる治療を行っています。

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