当院は、2006年10月に都道府県がん診療連携拠点病院として指定されました。 専門的ながん医療を提供するとともに、県内のがん診療連携協力体制の整備や、がんに関する相談支援情報の提供を行っています。
当院は、2016年7月1日に「地域医療支援病院の承認を受けました。 地域医療支援病院とは、地域医療を推進するため、紹介患者に対する医療提供や、医療機器等の共同利用の実施等を通じ、 地域医療を担うかかりつけ医、かかりつけ歯科医等の診療を支援し、地域全体の医療の質の向上と効率化を図ることを中心的に行っていく病院です。
当センターは、全国に290施設ある救命救急センターの中でも、特に高度な医療を提供する高度救命救急センターで、山梨県唯一の施設です。2019年4月1日に全国で42番目の高度救命救急センターに指定されました。
当センターは厚生労働省の定める総合周産期母子医療センターの指定を受けた山梨県内で唯一の施設です。ハイリスク妊娠、胎児診断、胎児治療、新生児医療、新生児手術などを、産科、新生児内科、小児外科をはじめ多くの科と連携しながら、母体と児にとって最善の医療を提供することを目指して努力しています。
総合ゲノム診療部は、将来のゲノム医療を見据えて、2013年にゲノム解析センターを開設し、臨床に直結したゲノム研究を開始、より現実の治療に反映させるため2017年に総合ゲノム診療部を設立しました。遺伝性がん・家族性腫瘍に関わる遺伝子解析、臨床に役立つ遺伝子検査の院内化をし、大きな成果を上げてきています。 また、2018年から先進医療として東京大学と連携し「東大オンコパネル(がん遺伝子パネル検査)」の活用を行ってきています。
がん相談支援センターは、患者さんやご家族のほか、地域の方、どなたでも無料でご利用いただけるがんに関するご相談の窓口です。 がんの治療を受ける上での不安や悩み、療養生活などについてお気軽にご相談ください。 匿名でのご相談も可能ですし、ご相談内容の秘密は遵守いたします。