当院は、厚生労働省からの指定を受けた「特定行為研修指定研修機関(指定研修機関番号2219002)」であり、厚生労働省省令に基づいた研修プログラムで特定行為を実施できる看護師の養成を行っております。
看護師として5年以上の経験を有し、かつ上記の研修プログラムにより専門分野の教育を受けた研修生が、臨床実習として特定行為をさせていただいております。
臨床実習では、以下の事項を守ります。看護師の継続教育の必要性と実習の重要性をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
①実習を行う場合は、事前にわかりやすい説明を行い、患者さんやご家族の同意を得て実施します。
②安全確保を最優先とし、事前に指導医師あるいは指導者の助言を受け、実施可能なレベルまで技術を習得し
た上で、指導医師の監督のもとで特定行為を実施します。
③患者さんとご家族は、研修生に関するご意見や質問があれば、指導医師や指導者等に直接お尋ねになること
ができます。
④患者さんとご家族は、この実習を拒否することができます。また同意した後でも拒否することができます。
拒否したことを理由に治療および看護上の不利益な扱いを受けることはありません。
⑤研修生は、実習期間中に患者さん・ご家族との関りや診療録・看護記録などを通じて情報を取得しますが、
個人が特定できない形にするなどの対策を講じ、プライバシーの保護に努めます。
区 分 |
内 容 |
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 |
気管内チューブの位置の調整 |
呼吸器(人工呼吸器療法に係るもの)関連 |
人工呼吸器の設定変更や離脱 |
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 |
中心静脈に挿入されたカテーテルの抜去 |
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 |
高カロリー輸液量の調整、脱水時の輸液調整 |
術後疼痛管理関連 |
硬膜外カテーテルの鎮痛剤の調整 |
循環動態に係る薬剤投与関連 |
降・昇圧剤、利尿剤、電解質輸液などの調整 |
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 |
インスリン量の調整 |
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 |
抗けいれん剤、抗精神病薬、抗不安薬の臨時投与 |
感染に係る薬剤投与関連 |
感染徴候がある際の薬剤臨時投与 |
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看護局