当院は明治9年5月に開設以来、山梨県における基幹病院として、県民の需要に基づき 医学・医術の進歩に対応した適正な医療を供給するとともに、救命救急医療をはじめ 公的医療機関でなければ対応困難な高度・特殊・先駆的医療を実施し、本県における医療水準の向上に努め、県民の健康回復、保持、増進に寄与しています。 また、山梨大学の関連教育病院として学生の臨床実習を行っているなど、医師、その他医療従事者の教育・研修などの分野においても重要な役割を果たしています。
病院の経営については、長らく地方公営企業法の財務規定の適用を受け、公共性と経済性の協調を基本原則として事業の運営を行って参りましたが、 国の医療費抑制策、年々増大する人件費、材料費等、病院経営を取り巻く環境は非常に厳しくなっており、こうした状況の中で健全な経営を維持していくため、 地方独立行政法人に移行し、経営の合理化に一層努めるとともに、全職員が一体となり、創意と工夫を凝らした魅力ある病院づくりに取り組み、経営の安定と医療サービスの向上に努めています。
1876年(明治9年) | 山梨県病院竣工・開院(甲府錦町) |
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1916年(大正5年) | 山梨県病院新築工事竣工 病床数90床 |
1945年(昭和20年) | 戦災により全焼 |
1950年(昭和25年) | 山梨医学研究所付属病院となる |
1953年(昭和28年) | 新病院開院 |
1962年(昭和37年) | 名称が「山梨県立中央病院」となる |
1970年(昭和45年) | 現在地に移転 病床数400床 |
1976年(昭和51年) | 本館北側の増築棟完成 病床数580床 |
1983年(昭和58年) | 本館西側の増築棟完成 外来診療、中央手術部門増室 |
1996年(平成7年) | 新病院建設基本構想の策定(現在地建替えを決定) |
1998年(平成10年) | 新病院建設工事着手 |
2001年(平成13年) | 新病院第一期開院 病床数627床 |
2005年(平成17年) | 新病院第二期開院 病床数691床 |
2010年(平成22年) | 公務員型の地方独立行政法人に移行 |
2012年(平成24年) | ドクターヘリ運航開始 |
2013年(平成25年) | 通院加療がんセンター(32床)開設 病床数651床 |
2016年(平成28年) | 地域医療支援病院承認 |
2018年(平成30年) | 無菌室(7床)開設 病床数640床 |
2019年(令和元年) | 高度救命救急センターに指定 |
2020年(令和2年) | 発熱外来を開設、新型コロナウイルス感染症重点医療機関に指定 |
2022年(令和4年) | 看護師の特定行為研修の開講 |
2023年(令和5年) | がんゲノム医療拠点病院に指定 |
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総務課