がんゲノム医療拠点病院の指定について

　地方独立行政法人山梨県立病院機構では、山梨県立中央病院が令和５年４月１日以降のがんゲノム医療拠点病院の指定を、令和５年３月２８日付で厚生労働省から受けました。

　今回は、山梨県立中央病院を含む７医療機関が新たに加わり、全国３２のがんゲノム医療拠点病院が指定を受けました。

　山梨県立中央病院は、県の支援を受けながら平成２５年にゲノム解析センターを設置して以来、院内でのゲノム検査、遺伝カウンセリングなどを実施してまいりました。平成３０年にはがんゲノム医療連携病院の指定を受け、がんゲノム医療中核拠点病院である東京大学医学部附属病院と連携してゲノム医療の提供を推進してきたところです。

　今回の指定により、がん遺伝子パネル検査の医学的解釈及びその治療を独自に決定することができる専門家による検討会の院内での開催など、多くの皆様に、これまでより身近にがんゲノム医療を提供することができるようになります。

　今後、ゲノム医療の拠点として地域の医療機関と連携し、がん患者へ更に質の高い医療を提供する体制を整えてまいります。

※がんゲノム医療の解説を内容とした動画を作成しました。検査や実際の治療内容も含めて、当院医師が解説をしております。動画は当院公式Youtubeチャンネル「Ychキャスト」で公開しています。ぜひ御覧ください。

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