病院の現況
病院名 |
山梨県立中央病院 |
所在地 |
山梨県甲府市富士見一丁目1番1号 |
開院年月日 |
明治9年5月29日 |
院長 |
小嶋 裕一郎 |
標榜診療科目 |
内科(呼吸器),内科(消化器),内科(循環器),内科(糖尿病・内分泌),内科(腎臓),内科(血液), 内科(リウマチ・膠原病科), 精神科,神経内科,小児科,新生児内科,消化器外科,乳腺外科、整形外科,形成外科,脳神経外科, 心臓血管外科,呼吸器外科,小児外科,皮膚科,泌尿器科,産科,婦人科,眼科,耳鼻いんこう科,麻酔科,緩和ケア科, リハビリテーション科,総合診療・感染症科,放射線診断科,放射線治療科,病理診断科,臨床検査科,救急科,歯科口腔外科 |
病床数 |
一般病床 |
622床 (ICU等特殊病床62床を含む) |
結核病床 |
16床 |
第一種感
染症病床 |
2床 |
精神病床 |
4床 |
計 |
644床 |
基準給食 |
実施 |
基準寝具 |
実施 |
厚生労働大臣の定める掲示事項
1 当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2 入院基本料について
当院は、急性期一般入院料(日勤、夜勤あわせて)入院患者7人に対し1人以上の看護職員を配置しています。また、入院患者25人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
なお、病棟や時間帯、休日などにより看護職員の配置が異なります。実際の看護配置については病棟に掲示しているほか、こちら【
看護配置一覧 】をご覧ください。
3 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について
当院では、患者さんの入院にあたって、医師をはじめとした関係職種が共同して診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししています。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしています。
4 DPC対象病院について
当院は、入院医療費の算定において、平成22年7月より、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する『DPC対象病院』となっています。
※医療機関別係数1.5804(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3828+機能評価係数Ⅱ0.1279+救急補正係数0.0246)
5 明細書発行体制について
当院では個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しています。詳しくはこちら【
明細書発行体制 】をご参照ください。
6 地方厚生(支)局長への届出事項について
当院は関東信越厚生局に下記の届出を行っています。
1)入院時食事療養(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に関する届出
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は、管理栄養士の管理の下、適時(朝食午前8時、昼食午後0時、タ食午後6時)適温で提供しています。
2)基本診療料の施設基準等に係る届出
7 保険外負担に関する事項について
当院では、特別室使用料、証明書・診断書などについて、その利用日数等に応じた実費のご負担をお願いしています。なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収はしておりません。
1)特別療養環境の提供
2)証明書・診断書及び保険外負担に係る費用
3)初診・再診に係る費用の徴収
他の保険医療機関からの紹介によらず、当院に直接来院した場合には、診療費とは別に、初診に係る費用として7,000円(歯科5,000円)を徴収させていただきます。ただし、緊急その他やむを得ない事情があると認めた場合などは、この限りではありません。
また、当院から他の医療機関に紹介を行ったにもかかわらず、当院を紹介状なしで再受診した場合は、再診料のほかに保険外併用療養費として3,000円(歯科1,900円)を徴収させていただきます。
この費用は、病院と診療所の機能分担を推進する観点から、自己の選択に係るものとして、初診料を算定する初診に相当する療養部分についてその費用を徴収すると定められたもので、特定機能病院及び200床以上の地域医療支援病院に義務付けられています。
8 厚生労働省が定める手術≪医科点数票第2章第10部手術通則第5号及び第6号に挙げる手術≫の施設基準に係る実績について(2024年1月~12月)
9 ハイリスク分娩等管理加算について
10 後発医薬品・バイオ後続品について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
また、医薬品供給が不足等した場合には、治療計画等の見直しを行う等、適切な対応ができる体制を整備しており、医薬品供給の状況によっては、患者さんへの十分な説明のもと投与薬剤を変更する可能性があります。ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
また、患者さんの負担軽減及び医療保険財政改善の観点から、バイオ後続品(バイオシミラー)への変更も積極的に行っております。不明な点等は医師、薬剤師にご相談ください。
11 院内トリアージの実施について
当院ではトリアージ(診察の前に患者さんの症状をうかがい、緊急度・重症度の高い方を優先して診療する方法)を行っています。これにより、診察の順番が前後することがありますが、ご理解とご協力をお願いします。
12 外来腫瘍化学療法診療料1について
当院では、本診療を算定している患者からの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
急変等の緊急時には、当該患者さんが入院できる体制が確保されています。
また、化学療法に携わる各診療科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などの多職種により構成する委員会を設置し、レジメン(治療内容)の妥当性について評価、承認しています。承認レジメンはこちらの【
レジメン一覧 】をご参照ください。
13 患者相談窓口(患者サポート体制)について
当院では、患者さん・ご家族からの相談に適切に応じるための体制を整備しています
(患者支援センター)。看護師、医療ソーシャルワーカーがお困りごとなどのお話をおうかがいし、問題解決のためのお手伝いをいたします。また、相談することによって不利益を受ける事はなく、秘密を厳守します。
14 医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する事項について
当院では、医師・看護師等の負担の軽減及び処遇の改善に向けて、下記事項に取り組んでいます。
外来縮小の取組み、医師と医療関係職種における役割分担に対する取組み、医療関係職種と事務職員等における役割分担に対する取組み、医師の負担軽減に対する取組み、看護職員の負担軽減に関する取組み
15 医師事務作業補助について
上記に関連して、当院では、勤務医の負担軽減及び処遇の改善の一環として、医師事務作業補助者の外来・病棟診療補助や多職種との業務分担にも取り組んでいます。
16 歯科にかかる掲示事項について
■地域歯科診療支援病院歯科初診料
口腔内で使用する歯科医療機器などについて、患者ごとの交換や専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底するなど十分な院内感染防止対策を講じています。
■歯科外来診療医療安全対策加算2
医療安全対策に関する研修を受けた歯科医師及び歯科外来診療部門における医療安全管理者を配置しております。自動体外式除細動器(AED)を保有し、緊急時は当院の他の診療科と連携して対応するなど医療安全について十分な体制を整備しています。
17 医療DX推進体制について
当院は、医療DXを推進し、質の高い医療を提供するために以下の取り組みを行っています。
■オンライン請求を行っています。
■オンライン資格確認を行う体制を有しています。
■オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を有しています。
■マイナンバーカードの健康保険証の利用についてポスター掲示を行っています。
18 院内ルールの遵守について
当院は、すべての患者さんに安心して医療を受けていただくため、当院の責務かつ権利として、患者さんの権利及び責務、子どもの患者の権利とルールのほか、診療をお断りする場合や警察への通報を行う場合【
診療をお断りする場合について 】【
警察への通報について 】をご参照ください。
19 その他
■当院は、屋内外を問わず、病院敷地内全面禁煙です。ご理解とご協力をお願いいたします。
■また、当院は、禁煙サポートを保険診療にて実施しています。ニコチン依存症の治療のため禁煙外来診療をご利用ください。
■当院では、患者さんが安心して質の高い医療を受けられるよう、院内の感染対策及び医療安全の管理対策を実施しています。
■当院は、厚生労働省指定の臨床研修病院です。指導医の指導・監督のもと、研修医が外来・病棟等で診療を行う場合があります。また、医学教育のための施設として学生・看護学生の臨床教育を行っています。日本の未来を担う医療職を養成するために、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
■当院は、厚生労働省指定の特定行為に係る看護師の研修制度の研修施設です。看護師として一定の経験を有し、かつ、専門的な研修を受けた看護師が、医師の指示のもと特定の医療行為を実施することがあります。
■当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間連携を推進し退院支援を実施しています。
■当院では、山梨県個人情報保護条例に基づき、患者さんの個人情報を厳格に保護しております。患者さんが診療情報(カルテなど)の開示を希望される場合、「地方独立行政法人山梨県立病院機構における個人情報保護に係る事務取扱要領」に基づき、診療情報を提供しております。
■患者さん・利用者及び職員の個人情報やプライバシー保護のため、病院の施設及び敷地内での写真や動画撮影・録音を禁止しています。また、ブログ・SNS等への投稿についてもご遠慮いただきますようお願いします。
■所定の場所以外での飲食はご遠慮ください。
(2024年1月~12月実績)
1 |
区分1に分類
される手術 |
頭蓋内腫瘤摘出術等 |
14 |
黄斑下手術等 |
42 |
鼓室形成手術等 |
0 |
肺悪性腫瘍手術等 |
5 |
経皮的カテーテル心筋焼灼術 |
264 |
2 |
区分2に分類
される手術 |
靱帯断裂形成手術等 |
30 |
水頭症手術等 |
19 |
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 |
0 |
尿道形成手術等 |
2 |
角膜移植術等 |
0 |
肝切除術等 |
80 |
子宮付属器悪性腫瘍手術等 |
19 |
3 |
区分3に分類
される手術 |
上顎骨形成術等 (医科) |
2 |
上顎骨形成術等 (歯科) |
3 |
上顎骨悪性腫瘍手術等 (医科) |
4 |
上顎骨悪性腫瘍手術等 (歯科) |
14 |
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術 (両葉) |
0 |
母指化手術等 |
1 |
内反足手術等 |
0 |
食道切除再建術等 |
3 |
同種死体腎移植術等 |
0 |
4 |
区分4に分類
される手術 |
|
1,468 |
5 |
その他の区分 |
人工関節置換術 |
127 |
乳児外科施設基準対象手術 |
9 |
ペースメーカー移植術
及びペースメーカー交換術
(電池交換を含む) |
104 |
冠動脈・大動脈バイパス移植術
及び体外循環を要する手術 |
162 |
経皮的冠動脈形成術
(急性心筋梗塞に対するもの) |
4 |
経皮的冠動脈形成術
(不安定狭心症に対するもの) |
3 |
経皮的冠動脈形成術
(その他のもの) |
2 |
経皮的冠動脈粥腫切除術 |
1 |
経皮的冠動脈ステント留置術
(急性心筋梗塞に対するもの) |
72 |
経皮的冠動脈ステント留置術
(不安定狭心症に対するもの) |
39 |
経皮的冠動脈ステント留置術
(その他のもの) |
64 |
※当院には、上記の各手術において専門医がおります。
※ハイリスク分娩等管理加算について
当院では、常勤医師8名と助産師32名以上を産科に配置し、入院中のハイリスク分娩の対象となる妊産婦患者さんの分娩管理を行っています。
- 年間分娩件数 688件(R6.1~R6.12)
- 医師 8名配置
- 助産師 32名以上配置