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児童・思春期精神科医療

外来診療

1.外来診療について

 精神症状のため日常生活に支障をきたしている方などの診療を行っています。対象年齢は基本的に10歳以上です。思春期専用の待合室がありますので、ご希望の方は外来窓口に申し出てください。

2.初診について

 初診は平日の午後行っています。予約制ですので事前にお電話で予約をお願いいたします。紹介状がなくても診察は可能ですが、かかっている医療機関がある場合にはできる限り紹介状の持参をお願いいたします。

 心理検査は主治医が医療として必要と判断した場合は行うこともあります。心理検査のみをご希望の方の診察は受けておりません。

3.再診について

 再診は基本午前中であり、思春期専門外来ではありません。再診は成人の方と一緒になります。また、心理カウンセリングは行っていないため、他施設を紹介することがあります。

4.当院の受診を考えられているご家族の方へ

 心配されている症状や行動がどのようなものか専門的立場から判断いたします。治療の必要性がある場合には、ご本人とご家族と相談させていただきながら治療方針を決めていきます。

 また、思春期医療を受けられている方のご家族を対象にした「家族支援プログラム」を実施しています。計4回のセッションであり、参加される場合には全4回すべて参加していただきます。詳細は外来窓口にお問い合わせください。

 それ以外に「思春期家族のつどい」を毎月第2木曜に開催しております。ご家族の抱える問題や悩みなどを一緒に考え、話し合える場を提供しています。

5.教育機関・福祉機関との連携について

 治療上必要と判断された方については、ご家族とも相談しつつ教育機関や福祉機関との連携をとることもあります。当院併設の富士見支援学校旭分校と連携をとることもあります。

6.思春期ショートケア(ピューパ)について

 当院では精神科デイケアのプログラムのひとつとして、思春期の方を対象としたショートケアを行っています。ひきこもりの予防や生活リズム作りや学校や職場への復帰の練習として、心理プログラムや制作活動、スポーツなど行っています。当院に通院している20歳以下の方が対象で、月水金の午前中です。

入院診療

1.入院治療について

 当院には思春期病棟があり、症状のために一時的に家庭生活が難しくなった方を対象に入院治療を行っています。県内では思春期年齢を対象にした精神科入院施設は当院のみとなり、全18床の閉鎖病棟になります。入院中は、医師、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士などからなる多職種チームがサポートします。平均的な入院期間は60日前後です。

2.心地よい居場所の提供

 入院中の生活については、看護師が24時間体制で心のケアを優先し、入院している方にとって心地よい居場所の確保と安全の提供に努めています。遊びや学習を通して、人間関係を築きながら精神的安定を図っています。

 基本的には共同生活となるため、食事は食堂で摂っていただき、日中は心理プログラムや作業プログラム、学習ボランティアに参加してもらいます。ゲーム機やスマートフォン、パソコンなどの持ち込みはできません。

 入院される方は皆さんこころに悩みを抱えています。初めは緊張するかもしれませんが、すぐに打ち解けることが多いです。

 入院中、家族の付き添いはできません。治療経過に伴い、家族との面会や外出、外泊訓練を経て、早期の退院や学校への復帰を目指します。

 また、月1回思春期活動の時間を設けています。年1回思春期親子バスレクリエーションを開催しており親子の親睦を図っています。

3.入院の適応となる症状の例

  • 対人恐怖が強く、友達とうまく付き合えない
  • 落ち込みや不安が強く、悲しくなり泣いてしまうことが長引いている
  • 「死にたい」と繰り返し言ったり、自分を傷つけたりしてしまう
  • 落ち着いていられず、強いこだわりにより生活に支障がある
  • 興奮や衝動性が強く、暴力などのトラブルに発展している
  • 食事が食べられない、痩せてきている
  • 食べ続けてしまう、吐いてしまう
  • 汚れが気になって何度も手を洗ってしまう
  • 頭の中で声が聴こえる
  • 記憶があいまいで生活に支障をきたしている

4.学習について

 入院中の学習の確保のため、山梨大学の学生ボランティアサークルと連携をしています。週2回程度学生が病棟に来て、学習のサポートを行います。

 小中学生は病状に応じて病院に併設されている富士見支援学校旭分校に通うことができます。症状がある程度落ち着いてからの登校となり、通うためには転籍の手続きが必要となります。

5.家族のサポートについて

 退院するとまたもとに戻ってしまうことを防ぐために、退院後の生活をサポートする取り組みも行っています。ご家族を対象に「入院家族支援プログラム」を実施しており、基本的にはすべてのご家族に参加していただきます。

6.摂食障害の治療について

 当院では摂食障害に関しては、行動制限療法を行っております。体重増加に応じてできることを増やしていくというやり方です。詳しくは診察時、入院時に医師や看護師からご説明いたします。

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