ドクターカー

ドクターカー(ラピッドレスポンスカー)とは

ドクターカーとは、ドクターヘリと同様に救急現場に一刻も早く医師が現場に駆け付けて診療や救急処置を開始できるにするシステムです。当院のドクターカーは2010年8月より災害時医師派遣用車両をしよして病院の事業として開始しました。消防本部からの要請により、救急科医師が救急救命士とともに救急現場に向かいます。当院ドクターカーは、山梨県内全消防本部と協定を結び病院実習中の救急救命士にドクターカーの運転・安全管理を委託し24時間運航が可能となっています。

当院のドクターカーはいわゆるラピッドレスポンスカーであり、救急現場に医師を搬送して診療の開始を早くすることが目的であり、この場合には患者の搬送は接触した消防の救急車に医師が同乗して行います。搬送先は、現場に出動した医師が重症度、既往歴などから判断して決定します。

2021年に導入した病院救急車(通称エクモカー)は、重症患者の搬送も行うことが出来ます。人工呼吸器管理など医療機器の装着された患者の転院搬送に利用しています。

ドクターヘリと違い、夜間、天候不良時にも運航できドクターヘリよりも搬送時間はかかりますが山梨県全域を運行範囲としています。

　　　　　　　　　　　　ドクターカー出動件数