当院行動救命救急センターには重複を含め、多くの専門医が在籍しています。
救急科専門医14名(指導医3名)、外科専門医3名、、整形外科専門医2名、脳神経外科専門医1名、脳血管内治療専門医1名、集中治療専門医2名、総合内科専門医2名、認定内科医1名、呼吸療法専門医1名、呼吸器専門医1名、腎臓内科専門医1名、熱傷専門医1名、外傷専門医2名、ACS認定外科医2名、クリニカルトキシコロジスト1名、日本航空医療学会認定指導医2名が在籍しており、それぞれのサブスペシャリティーを活かして、術者・主治医(担当医)として退院まで担当できる自己完結型を目指しています。専門性の高い疾患に関しては、循環器内科、脳外科、整形外科、形成外科、口腔外科、腎臓内科、精神科等々と密な連携を取りながら診療に当たっています。
新専門医制度において、当センターは救急科領域基幹施設として県内外多数の施設を関連施設としており、当センターでの重症救急研修のみならず関連施設でのER研修・地域医療研修を行うことにより、救急医としての幅広い臨床経験を積むことができます。
当センターは、救急科専門医指定施設、指導医指定施設だけでなく、外傷専門医指定施設、熱傷専門医指定施設、日本航空医療学会教育施設に指定されており、それぞれの修練を積むことができます。さらに山梨県の唯一の基幹災害拠点病院として、DMATを始めとした災害医療にも力を入れております。日本DMAT隊員14名、統括DMAT9名がおり、実災害への出動だけでなく県内の災害訓練・研修会を開催運営し山梨県の実災害に備えています。
また地域メディカルコントロールの中心病院として、県内全消防本部から救急救命士の実習を受け入れ常に顔の見える関係を構築し、地域の救急活動に貢献しています。
当センターにくれば、「こんな重症患者も助かることがあるんだ!?」と劇的救命を経験できること間違いなしです。スタッフ一同、待ってます。
当科で実践できること!
・ドクターヘリ・ドクターカー・防災ヘリコプターを運用したプレホスピタルケア
・ICLSを超えたECPR、低体温療法等の高度救命治療
・重症外傷に対するDamage Control Strategyの実践:手術、IVR、集中治療管理
・広範囲熱傷、中毒、敗血症等の様々な重症病態に対する集中治療
・DMAT研修・訓練への参加