平成28年4月1日より、当院呼吸器外科と呼吸器内科を合併し、“肺がん・呼吸器病センター”を開設しました。当センターは呼吸器診療に特化した高度先進医療センターであり、あらゆる呼吸器疾患に対応し、迅速で良質な医療を提供します。
従前の“気胸ホットライン”に加えて、“肺がんホットライン”も新設しました。 肺がんに関してご心配、お困りの方は、先ずはお近くの診療所や病院にご相談ください。各診療所・病院からのご相談、お問い合わせに関して、365日、24時間、当センター医師が迅速に対応いたします。
以下のような状況でホットラインをご利用ください。
・ 患者様が肺がんと診断され、一刻も早い診療を希望されている場合
・ 肺がんの患者様が喀血、呼吸不全、発熱、腹痛など予期せぬ症状を発症した場合 など
当センターでは現状の医療に満足せず、少しでも医療の質を改善すべく、以下の課題を重点的に取り組んでいます。
1. | 肺がん診療の効率化:治療開始までの待機時間の短縮など |
2. | 高度先進医療:肺がん免疫療法、ロボット手術など |
3. | 新治療の開発:肺がん遺伝子変異に応じた個別化医療、新規抗がん剤の治験など |
肺がん、縦隔腫瘍、気胸、肺炎、気管支喘息、COPD、間質性肺炎など幅広い疾患の患者さまに対して、“断らない”“諦めない”医療を実践します。患者さまに最良の治療を受けて頂けるよう、私たちの持てるすべての技術と知識をもって診療に当たります。どうぞ当センターで安心して治療を受けてください。
当院呼吸器外科の手術症例数の推移