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診療実績

 

【診療実績】

 当センターへ搬送された来院患者数の推移を図1に示す。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で年度初めの救急搬送数が減少した影響で全体の数が例年よりも少なかった。

来院患者の管轄消防本部別の内訳を図2に示す。

 2010年8月から運行を開始したドクターカーと2012年4月より運行を開始したドクターヘリの年度毎の出動件数を図3・4に示す。2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で出動件数は減少した。

 2020年の来院患者のうち厚生労働省の救命救急センター充実段階評価に示される重篤患者は1238人であった。重篤患者の内訳を図5に示す。外傷を除いた病院外心肺停止が333人、重症外傷が425人(Max AIS3以上281人、緊急手術症例145人)と多く、重症脳血管障害126人、重症急性冠症候群62人、重症大動脈疾患51人が続いていた。

 当センターは多発外傷をはじめとする重症外傷を山梨県内全域から受け入れる体制をとっており、山梨県メディカルコントロール協議会の搬送基準でも重症外傷は救命救急センターへ搬送することとなっている。このため山梨県内の重症外傷は当センターへ集約されていると考えられる。年ごとの外傷症例数と厚労省の重症外傷(max AISが3以上または緊急手術症例)の症例数の推移を図6に示す。

 外傷に対する緊急開胸または開腹手術に関しては救急科主導で行っている。救急科で執刀した開腹・開胸手術および初療室での緊急手術数を図7に示す。

 当センターで実施した血管造影、Interventional radiology(IVR)図8に示す。IVRの内訳は外傷81人、内因疾患53人、医原性12人であった。

 病院外心肺停止症例の搬入数を図9の折れ線グラフで示し、生存退院と神経学的予後良好の患者数を棒グラフで示す。症例数は、年間350人前後で推移している。2020年は、生存退院が20人そのうち社会復帰が14人であった。

 
                図1 高度救命救急センター来院患者数

                 図2 消防本部別の来院患者数
             一般外来、二次救急、入院中他科からの転科は除外

                                    
                 図3 ドクターカー出動件数

 

     
                    図4 ドクターヘリ出動件数

 
                      図5 重篤患者数

 


                      図6 外傷患者数


                図7 救急科で執刀した開腹・開胸手術件数


                図8 当科で実施した血管造影、IVR件数


              図9 院外心停止患者数と生存退院・社会復帰数

 

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