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先輩スタッフからひとこと

 <専門性を活かしたリハビリテーションに向けて>

 当院は高度救命救急センターや総合周産期母子医療センター、緩和ケア病棟等があり、理学療法では、新生児から終末期の患者に対してリハビリテーションを実施しています。また、急性心筋梗塞や脳卒中、多発外傷などの重症および複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者に対しても医師の指示の下、早期よりリハビリテーションを実施しています。当科では、運動器疾患、脳血管疾患、呼吸・循環器・内分泌等の内部障害、悪性腫瘍、新生児への介入を行っており、幅広い領域のリハビリテーションを実施しています。そのため、『3学会呼吸療法認定士』、『糖尿病療法指導士』、『心臓リハビリテーション指導士』、『心不全療法指導士』、『認定理学療法士(脳卒中/循環/呼吸)』、『がんリハビリテーション研修修了』、『日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士』、『終末期ケア専門士』などの学会認定の資格を有するスタッフが多く在籍しており、より専門的なリハビリテーションの提供もおこなっています。専門性を持つスタッフが多いことにより、介入に対する相談を行いやすい環境となっています。また、大学院修了者もおり、臨床研究や学会発表などについての相談も行いやすい環境にあります。リハビリテーション科内のみならず、医師や看護師等の多職種との連携も密に取りやすく、よりよいリハビリテーションの提供が可能です。

【理学療法士/11年目】

〈1年目の作業療法士として〉

 私は新卒1年目で当院に入職したので、作業療法士としても、社会人としてもここが初めての職場になります。入職からしばらく経ち、実際に患者さんを担当し始めると、自分の知識や技術だけでは解決できないことに多く直面するようになりました。そんな時、ここでは些細なことでも先輩方に気軽に相談できます。毎日治療内容や方法について実践的なアドバイスをいただき、介助の方法など技術面も一対一で丁寧に教えていただいています。1日の終わりにはフィードバックも手厚くしていただけるため、とても心強く、自分でできることがかなり増えたと実感しています。また、それが患者さんにより良い作業療法を提供することにも繋がっていると思います。
 加えて、業務量や心身の体調についても気にかけていただけて、体調の悪いときはしっかり休みをとることができる環境であるため、安心して勤務することができています。職場の人や環境に恵まれ、1年目の作業療法士として、社会人として充実した毎日を過ごしています。

【作業療法士/1年目】

 

〈育児・仕事の両立〉

 私は子育てをしながら短時間勤務で働いています。この制度のおかげで、朝1時間遅く出勤し、夕方は1時間早く帰宅させてもらっています。子供が体調を崩し、急にお休みをいただくこともありますが、リハビリテーション科の皆さんの温かい理解と協力のおかげで子育てをしながら働くことができています。育児休暇から復帰する前は、育児と仕事の両立ができるかとても不安でしたが、科内には同じように子育て中のスタッフも多く在籍しており、色々なことを相談することができるのでとても心強いです。母親ではなく1人の私として働いている時間は自分らしく存在できていると感じ、嬉しく思います。だからこそ、家庭・仕事の両立にも張り合いが出ると思います。当院は制度としては、有給休暇の他に子供の体調不良時に取得できる休暇や保育園・学校などの行事に参加するための特別休暇などもあり、福利厚生が充実しているため、大変働きやすい環境となっています。

【言語聴覚士/8年目】

※2023年度現在

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