栄養管理科では管理栄養士が、適切な病院給食の提供、入院患者様の栄養状態の管理、病状に適応した栄養食事指導を行い、 患者様の疾病治療をサポートしています。
患者の早期退院、療養生活に繋げられる栄養管理を提供します。
チーム医療への参画推進、早期退院、地域連携への貢献を目指します。
治療の一環である食事は、安全に配慮し、かつ安心して召し上がっていただける、適切な食事提供を目指します。
患者の摂食意欲を高められる、質の良い食事提供を目指します。
患者様の病状に合った、一般食・特別治療食を提供しています。
「大量調理施設衛生管理マニュアル」に基づいた衛生管理を行い、安全な食事の提供を行っています。
お食事は温冷配膳車を使用し、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくしてお届けしています。
〇食事提供時間
朝 | 昼 | 夕 |
8:00 | 12:00 | 18:00 |
入院中でも季節感を感じ、食事を楽しんでいただけるよう、旬の食材や季節の料理を取り入れた行事食・県産食材を使用した地産地消献立を年17回行っています。
行事食、県産食材を使用した地産地消献立の例です。
行事食はこちら 地産地消はこちら |
<当院で提供している特別食>
腎臓食Ⅰ・Ⅱ、腎臓病高血圧食、透析食、幼児腎臓食Ⅰ・Ⅱ、学童腎臓食Ⅰ・Ⅱ、幼児ネフローゼ食Ⅰ・Ⅱ、学童ネフローゼ食Ⅰ・Ⅱ、減塩食・高血圧、妊婦治療食Ⅰ・Ⅱ、心臓食Ⅰ・Ⅱ、肝臓食Ⅰ・Ⅱ、膵臓食、脂質異常症食、痛風食、貧血食、糖尿食(炭水化物60%)、糖尿食(炭水化物50%)、肥満症食10・13単位食、小児胃腸炎食、胃潰瘍食(全粥・米飯食)、胃術後食(三分~米飯食)、大腸術後食(三分~米飯食)、低残渣食Ⅰ・Ⅱ、経管栄養濃厚流動食、経口ミキサー食(とろみ付)、経口ミキサー食(とろみなし)、嚥下訓練開始食、ゼリー食、離乳食、ヨード制限食、ケモ食、顎間固定食、リニアック食、低カリウム食、無菌食、炭水化物補水食(術前朝食)、注腸検査食
食事療法が必要な入院・外来患者様を対象に、個別栄養食事指導を行っています。 管理栄養士が病状や食習慣に合わせて、実行可能な方法を一緒に考え、提案しています。 栄養や食事、食生活に関することなら、どんなことでも気軽にご相談ください。
当院に入院・通院中の患者様で、栄養指導を希望される方は主治医にお申し出ください。
日時 | 月~金曜日(祝日は除く)9:00~17:00 |
場所 | 入院:各病棟、外来:入退院センター |
その他、がん患者さま、低栄養状態の患者さま、摂食嚥下機能障害のある患者さまへも、栄養指導を行っています。
▼年度別栄養指導実施件数(入院・外来)
腎臓食、肝臓食、糖尿食、胃潰瘍食、貧血食、膵臓食、脂質異常症食、高度肥満症食、 心臓疾患・妊娠高血圧症候群等に対する減塩食、高血圧症食、痛風食、消化管手術の術後食、 クローン病・潰瘍性大腸炎等に対する低残渣食、小児食物アレルギー食 など
栄養管理はすべての治療の基本で、栄養状態が悪いと回復も遅れてしまいます。 そこで、適切な栄養管理をするために、入院してすぐに栄養状態を確認し、それに応じ管理栄養士が栄養管理のプランを考えます。 特に栄養改善が必要な入院患者様には、NST(栄養サポートチーム)が回診を行い栄養管理に取り組んでいます。 当院のNSTは、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士が、それぞれの知識や技術を持ち合い、 早期回復を目指しています。
また、患者様の栄養管理が適切に行えるよう、病院職員全体を対象とした勉強会を定期的に実施し、知識啓蒙を図っています。
NSTスタッフミーティング |
NST回診 |
▼栄養管理科職員
医師(栄養管理科部長) | 1名 |
管理栄養士 | 7名 |
栄養治療専門療法士 | 1名 |
NST専門療法士 | 1名 |
病態栄養専門管理栄養士 | 2名 |
山梨県糖尿病療養指導士 | 1名 |
栄養教諭 | 1名 |
食品表示診断士 | 2名 |
▼委託職員
管理栄養士 | 3名 |
栄養士 | 3名 |
調理師 | 9名 |
調理員 | 32名 |
▼食札チェック ▼調理風景
▼食事セット ▼お茶の準備
▼温冷配膳車 ▼洗浄作業
当院は認定教育施設の認定(日本栄養治療学会)を受けており、栄養サポートチーム加算の施設基準の一つであるメディカルスタッフ臨床実地修練の受け入れを実施しています。ご希望の方は栄養管理科までお問い合わせください。
当院では病院管理栄養士を目指す学生の臨地実習受け入れを行っています。教育機関の担当者様は栄養管理科までお問い合わせください。