血液浄化センターはベッド30床(うち個室2床)で、主に腎不全患者の治療に血液透析療法、CAPD(腹膜透析療法)を行っています。 その他の治療については、免疫不全疾患に対しての血漿交換療法や薬物中毒などの血液浄化も行っています。
当センターでは、透析通信システム(FutureNet Web+)を導入しており、医療スタッフに対する業務の支援、治療の安全性を確保し、個々の患者様に対するきめ細かい診療および看護を提供しています。 また、透析装置に関わる器械のメンテナンスも定期的に行うなどして、県の基幹病院としての役割を果たすべく最新の治療を患者様に提供できるよう日々取り組んでいます。 なお、災害時における対応といたしましては、当センターにおける装置使用一週間分の医療消耗品を確保、備蓄して、患者様にご迷惑のかからないよう努めております。
1. 血液透析(HD, HDF, HF)
≪血液浄化センター内≫
多人数用透析液供給装置(DAB-NX) 1台
多人数用透析用監視装置 28台
個人用透析監視装置 2台
≪集中治療室、感染症患者用≫
個人用透析監視装置 5台
2. 腹膜透析(CAPD, IPD)
3. 持続緩除式血液濾過透析(CHF, CHDF)
持続緩除式血液濾過装置 4台
4. 血漿交換療法(PE, DFPP)
血漿交換用装置 1台
5. 血漿吸着療法(PP)
6. 血液吸着療法(DHP)
7. 顆粒球吸着除去療法(GCAP)
8. 腹水濃縮再静注療法
その他の療法に必要な治療器機および持続緩除式血液濾過透析装置が不足の場合はレンタル契約にて対応しています。
また、緊急の患者様に対する血液浄化は、担当技士が輪番にて、24時間体制で対応しています。