当科ではドクターカー・ドクターヘリより搬送された患者様も対象とし、超急性期からリハビリテーション介入を行います。病気になった直後や手術後などの病状の安定のため積極的な治療を施す必要がある時期に医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなど多職種と連携を取りながら患者様の状態を観察しています。入院後早い時期から身体機能を低下させないようにベッドサイドからリハビリテーションを開始します。点滴 (DIV)・心電図モニター(ECG)・人工呼吸器(IPPV)が装着されていてリハビリ室に来られない重症患者様でも、医師と情報を共有し、リスク管理をしながら早期離床・早期改善を図っています。また、当科では多種多様な疾患への対応やリハビリ治療の連続性の確保に向け、心大血管リハビリ及び呼吸器リハビリ事業の開設や、365日リハビリ診療体制の構築を目指し、日々の臨床に励んでいます。
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
平成31・令和元年度新患数及びスタッフ数
平成31・令和元年度疾患別内訳
年度別実績の推移
・三学会合同呼吸療法認定士
・日本糖尿病療養指導士
・認定理学療法士(脳卒中)
・日本DMAT隊員
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
・BLSインストラクター
・BLSヘルス ケアプロバイダー
・ICLSプロバイダー
・MCLSプロバイダー
・JPTECプロバイダー(コース受講)
・PBECプロバイダー
・ハートセイバーCPR
・災害リハビリテーションコーディネーター
・学習療法士(1級)
・福祉住環境コーディネーター(2級)
・JCCAベーシックインストラクター
・緩和ケア研修修了
・人生の最終段階における医療体制整備事業 患者の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会 修了
・認定理学療法士(循環)
日本心臓リハビリテーション学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本静脈経腸栄養学会、日本褥瘡学会、ドイツ筋骨格医学会、大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)、日本ハンドセラピィ学会、日本手外科学会、日本嚥下医学会、日本熱傷学会、日本骨格筋電気刺激研究会、日本腎臓リハビリテーション学会、日本緩和医療学会、日本集中治療医学会
平成31・令和元年度
・第17回日本神経理学療法学会学術大会(パシフィコ横浜 会議センター 2019/9/28-29)
「クライミング中に滑落し、重症頭部外傷を呈した症例に対する理学療法の経験 ~受傷前の体感筋群の発達により早期にADL向上に至った例~」
平成30年度
・第37回関東甲信越ブロック理学療法士学会(栃木県 栃木県総合文化センター 2018/9/29-30)
演題発表「総合治療用電気刺激装置が外傷性肛門括約筋完全断裂後の排泄障害に対して有効であった一症例 」
平成29年度
・日本熱傷学会総会・学術集会 「熱傷患者に対する作業療法-当院の取り組み」
・甲信救急集中治療セミナー 「当院での早期離床プロトコルについて-作業療法士の関わり」
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会 「早期ST介入により嚥下機能拡大に至ったコルネリア・デ・ランゲ症候群の一症例」
・周術期疼痛管理研究フォーラム 「実践に生かす呼吸のツボ」(シンポジスト)
・その他、共同演題4題