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放射線治療

放射線治療室(リニアック室)

当院はがん連携拠点病院としてがん治療に特化した診療、治療をおこなっております。 放射線治療室では、診察から治療計画、看護師による説明、治療開始まで同じフロアーにて受ける事ができます。 治療開始から終了までの間、スタッフは放射線腫瘍専門医と放射線治療専門技師、専従の看護師が治療、診察を担当しておりますので、 不安な事や不明な点は何なりとスタッフにお声掛けください。

待合の風景(スタッフが近くに居ます) 待合の風景(光が入って明るいです)

治療法のご説明

大きく分けて外照射(体の外から放射線治療機器にて照射する方法)と内照射(体内から放射線源を使い照射する方法)があります。

外照射

リニアックといわれるがん治療用の高エネルギー放射線発生装置を使いがん治療をしております。 外照射開始までの流れは診察後に治療計画となりますが、治療計画時に体表面に位置合わせ用のマーキングをして そのマーキングを元に病巣に対しての位置合わせを照射するごとに行います。治療計画ではCT画像を取得して 3次元的に標的となる腫瘍と隣接する正常組織へ放射線量を評価して照射位置と線量、照射法を決定しております。 線量や照射回数は病気の種類や照射方法ごとに数回~数十回程度に分けて治療をおこなうことにより副作用を抑えて治療効果が上がるようにしております。

平成27年度に新しいリニアックを導入し、12月より運用開始予定です。 新しいリニアックでは、体表面のマーキングとともに照射ごとに断層画像を 撮影し、画像を元にしたさらに精度の高い位置合わせを行なうことができます。

待合の風景(スタッフが近くに居ます) 待合の風景(光が入って明るいです)

内照射

内照射は組織内照射と腔内照射があり当院では腔内照射をおこなっております。 遠隔操作式腔内照射装置 (RALS :Remote After Lording System)を使用し、 コバルト線源を遠隔で操作し体腔内に留置したアプリケータ(線源が通ることのできる筒状のカテーテル)を通り病巣へ照射することができます。 毎回2方向のX線撮影をもとに専用の治療計画装置にて位置と線量を計算し、照射をおこなっております。

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