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クリニカルパスへの取り組み

各種教育入院、および教室のご案内

当院検査部では、臨床支援の一環としてクリニカルパスに基づいた糖尿病教育入院、慢性腎不全教育入院や糖尿病教室、栄養サポートチーム (NST:NutritionSupportTeam)などのチーム医療の一員として、患者さんに各疾患についての検査内容や結果説明を行っており、参加 していただいた患者さん方々からご好評を頂いております。

糖尿病教育入院

糖尿病患者さんに糖尿病についての正しい知識とご自分の糖尿病の状態を知っていただき、血糖コントロールをよくする方法を習得してもらうためのクリニカルパスに基づいた入院です。 2週間コースと、1週間コースがあります。

検査部では12名の臨床検査技師(うち日本糖尿病療養指導士1名、山梨地域糖尿病療養指導士3名)が、糖尿病における検査の重要性と意義および目標値について説明しています。 また、足病変のチェック、タッチテストを通じ、フットケアの大切さも指導しています。

糖尿病教室

わが国の糖尿病患者数は700万人にものぼると言われています。 放っておくと様々な合併症(神経障害、網膜症、腎症)をひきおこす病気です。 しかし正しい知識を身につけて自己管理を行えば、健康な人と同じように生活できます。 当院では毎月専門のスタッフが糖尿病教室を行っており、検査部では12名の臨床検査技師(うち日本糖尿病療養指導士1名、山梨地域糖尿病療養指導士3名) が、検査の重要性と意義について、尿検査の実技なども交えながら、初めての方にもわかりやすく説明しています。 糖尿病患者さん、またご家族の皆様も是非ご参加ください。

慢性腎不全教育入院

腎臓病教室では、患者さんの腎臓の機能をあらわす検査項目の意義や検査の説明、他の検査項目との関連性などを含め、わかりやすく説明します。 また質問にも対応しています。

慢性腎不全の患者さん、当面人工透析導入の可能性が低い患者さんを対象にした教育入院です。 医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、保健師、臨床検査技師がチームとなり、それぞれの役割分担のもとに、個々の患者さんに適応した指導にあたります。

教室・教育入院パス終了後に、検査結果に関心を持っていただくことで患者さんの状態がより改善されるような指導を目指していきたいと思っています。

NST

栄養サポートチームとは入院患者さんの栄養状態を把握し、適切な栄養投与により全身状態の改善を行い、最良の方法で患者さんを栄養支援するチームです。 検査部でも8名の技師が検査データから患者さんの状態を分析することで、チーム医療の一員として患者さんをサポートしています。

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