CT検査とは、CT装置の中心にある大きな穴に体を入れて、エックス線をあて、体の中の様子をコンピューターで処理し画像化する検査です。 さまざまな画像が得られ、日常の診療において大変役立つ検査です。
造影剤という薬を静脈注射して撮影する検査です。
造影剤を注射すると血管や病気の場所がはっきり見えるため、病気の発見や治療方針の決定のためにとても有効です。
*腹部の検査または、造影検査は食事の制限が有ります。
腹部X線画像 頭部X線画像
多数の検出器をもつCT装置です。寝台が動きながら撮影を行います。短時間で詳細な画像データを収集可能です。その画像データを使用し人体の輪切り画像から3次元的立体画像まで作成することができます。現在3台のマルチスライスCTを保持しており、320列、80列、64列の各CT装置が検査目的に合わせて稼働しています。
① 全身撮影が1回の息止めで行えます。(頸部から骨盤部までの撮影で約15秒程度です。)
② 心臓の冠動脈の撮影が行うことが出来ます。 造影剤を静脈から注射し、10秒前後で冠動脈の撮影を行うことが出来ます。 得られた画像を用いて、ワークステーションで3D画像(立体画像)の作成や冠動脈の解析などが可能です。
心臓冠動脈MIP画像 心臓3D・VR画像
③ 骨の状態も立体的に観察することができます。 心臓だけでなく、頭部から下肢まで様々な領域の血管画像も作成することが可能です。
腹部血管MIP画像 腹部血管3D画像