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各部門の紹介

理学療法

 受傷・発症後早期から運動機能の改善や座る・立つ・歩くなどの基本動作能力の回復を図り、自宅復帰・社会復帰、そして日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)の向上を目標に理学療法を実施しています。当院は県内唯一の第三次救急医療施設であり、ドクターカーやドクターヘリの運用を行っており、重篤な患者様も多くいらっしゃいます。そのため、安全管理のもと集中治療室内にて人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO)を装着した患者様への介入も行い、呼吸・循環器リハビリテーションや早期離床を積極的に取り入れることで早期離脱を図っています。また、新生児やがん患者(急性期~緩和ケア)等の幅広い領域に対しても病棟スタッフと連携・協働しながら積極的に介入しています。

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作業療法

 病気やケガによって日常生活や仕事、通学・通園、遊びなど、今までできていたことが行いにくくなることがあります。私たち作業療法士は、日常生活に適応できるように生活状況をお聞きし、評価・検査を行っています。その中で一緒に目標を考え、その人らしい生活が送れるように作業活動を通じて指導・援助を行い、機能・能力の回復を促しています。

 ・上肢機能練習
   ・高次脳機能練習
   ・日常生活練習
   ・屋外練習
   ・住宅改修アドバイス 等
   ・福祉機器の紹介、操作練習
   ・ハンドセラピィ(当院で手術した患者様に限り外来でも実施しています)

 様々な視点から患者様一人ひとりと同じ目線で向き合い、生活の再構築を目指します。そして、その他社会生活への復帰に向けてご家族様を含めサポートしていきます。

●当院は『作業療法臨床実習指導施設』に指定されております。

        

言語聴覚療法

 病気や事故などで「話す」「聞く」「表現する」「食べる」ことが不自由になることがあります。このようなコミュニケーションや嚥下に困難を来した児・者に対して、検査・評価・指導を行います。当院では、高度救命救急センター、がんセンター、総合周産期母子医療センターなど、超急性期からターミナル期まで幅広い領域における言語聴覚療法を提供しています。また、口唇口蓋裂外来も開始しています。発達に応じて評価・訓練を実施し、正常構音の獲得の支援をしていくと同時に、保護者の方にご家庭でできる練習などの伝達もします。

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※当科職員は今現在、新型コロナウイルスをはじめとする感染症の拡大予防のため、マスク着用等の感染防止対策を徹底して患者さんへリハビリ介入を行っております。

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